R3(SE)、トリガーシフト化
さて、先週の土日にジャイ(と呼んでいます、愛車GIANT R3 SEの事です。もしくはジャイアン)をかなりいじくりました。雨になるというので外に出れなかったから、ちょうど良かったのですが。
今回はシフターとリアディレイラーの交換をしました。よくあるトリガーシフト化に挑戦ですってタイトルに書いてるってばよ(トリガーシフトってSRAMの商標だか言い方のようで、シマノではラピッドファイヤーだか何か。格好いいけど長い、しかも何の事だか直感的にわからん。要するにレバープッシュタイプのシフトの事です)。
どうしてかといいますと、標準のグリップ式だと、GO-STOPの多い街中だとストレス溜まるんですな。走っている最中に微調整を余儀無くされます。それぞれのギヤのポジションが決まっている訳ではなく、例えばリヤの場合、1-8と数字がありますが、1.5から2.5までが2の範囲で、2.0でなくても2速に入ります。しかし、1.9とかで入った場合、ディレイラーがカリカリと引っ掛かることが良くあります。また、リヤのギヤによってフロント側を調整しなければならなかったりする事もよくあります(リヤをアウター側にしていくとフロントも少しアウター側にずらしてやらないといけない)。ま、これ自体はロードでもありますが。
んで、いよいよ変更することにしました。
本来はシフターだけ変更したかったのですが、リアディレイラーのSRAM 3.0を引くにはSRAMのシフターでないといけないそうですが、殆ど手に入りそうにないです。
X7やSX-5、SX-4-トリガーシフトの8s用ってヤツです。
R3を買った店で取り寄せて貰えたかもしれませんが、それも面倒だったので、リアディレイラーもシマノに変更します。
SRAM 3.0が勿体ないですけど。
用意したのはシフターにシマノのSTIとディレイラーです。今回はあさひ(CBA)さんで発注しました。
シマノ[ACERA] ST-EF50-8-カンチ/Vブレーキ兼用
EZファイヤーレバー 3x8s(カラー:シルバー[ESTEF504P8AS])
\2,833
シマノ[ALTUS] RD-M310 トップノーマル リアディレイラー
(カラー:S/シルバー) \1,727
さて、何でこの2つにしたのかというと、最も安いのだったからなんですが(^^ゞ、カミさんのルイガノ、LGS-SIXに使われているコンポなんです。入門用のMTX用のらしいですが、良く出来ています。
また、両方で4500円程度と、SRAMのシフターだけの値段ともさほど変わりませんし、STIなのに単品シフターのより安いですし(何で?)、ブレーキレバーも勿体ないのですが、やむを得ないという事で。
時々LGS-SIXに乗ると、シフトのサクサク感が気持ちいいんですよね。
これでフロントは元々シマノのNEXAVEだったので、変速系はシマノになってしまいました(^^)。
手順は
1.チェーンを切る。
本当は代えのピンを用意しておくものらしいです。知らなかったので再利用しました。チェーン切りはなんと30年ほど前に買った物です(^^;)、ってぉぃ大丈夫か?
2.リアディレイラーを取り除く。
例のSRAM 3.0です。アーレンキーでワイヤーの締付ボルトを緩め、ワイヤーを外します。そして、ディレイラーの取付ボルトを取り外します。
3.リヤ用のシフター(右)を交換する。
STIですからブレーキも同時に交換となります。
グリップにパーツクリーナーを吹きかけてグリップを抜いてブレーキ、シフターを外します。手順は07/11/06の日記にて。
リアブレーキのワイヤーを緩めてワイヤーを外します。ブレーキワイヤーは交換が面倒なので元々のを再利用しました。
シフターにはワイヤーが付属していたのでそれを使います。アウターワイヤーはR3付属のものをブレーキ、シフト用とも流用しました。
私は、この時点でチェーンを繋いで、リアディレイラーを調整しました。FRを同時に行える自信がないので、片方ずつ行いました。手順が正しいかはわかりません。
4.フロント用のシフター(左)を交換する。
右と同様に行いますが、アウターワイヤー(ワイヤーケーブルを包む外側のチューブ状のワイヤーのこと)の左ディレイラーのものだけは、ほぼ同じ長さのが付いていたのでそれに交換しました。
Fディレイラーへのワイヤーの取り付けは、ギヤをインナーにしておいてワイヤーを少し引いてからアーレンキーでワイヤーを締める。それからアジャストボルトで調整する。この時に、フロントのガイドプレートがアウターのギヤとやたら空いている事に気付く。メンテナンス本やネットによると3mm程度にするそうなのでフロントディレイラーの位置を下げて調整。
後は調整、調整、調整。リヤはすぐに出来ましたが、フロントは3時間ぐらい?とにかくなかなか可動範囲の調整が出来ませんでした。
そして、実際に走って微調整。
全てがきちんと出来ると、ルイガノと同様、スパスパ決まって気持ちイイです。
ギヤがクロスしている付近だと変速したのか分からないぐらい。あと、何故かクランクの回転までスムーズになりました。
もしかして、SRAMのガイドプーリーの回りが悪かったのかも知れません。
手間は掛かりましたが、費用対効果は大変高かったので満足です。
あ、手順5として、全ての調整が済んだ後、スポンジグリップを新たに買って取り付けました。前回のと同じものです。左右で230円。前のグリップシフトに合わせた物はシフト回転部分だけ短いため使用出来ません。