ダーティ・ビットってなんじゃらほい?
まずは、ようやく復帰したPCのトラブル報告からです。
昨年買った、DELL Inspiron mini 10vが、起動時にチェックディスクが勝手に走るようになりました。それ自体はすぐに終わるのですが、メッセージを良く見るとエラーが起こっていて最後まで終わっていない模様。
chkdskステージ2/3で不明なエラー(つまりunspecified error)が出て終わってしまいます。当然修復がなされないので、起動する度chkdskが走ります。
調べて見るとこのような状態のようです。
書かれている通り、ダーティ・ビットの検査をしてみます。
どうにも確認コマンドを実行してもエラーのよう。
C:\>fsutil dirty query c:
「ボリューム - c: は Dirty です」と出ますorz。
やむを得ず、再インストールから実行することにしました。マニュアルによると、出荷時状態に戻してくれる便利な機能がある模様。
DELL Recovery Backupとかなんとか。起動時にF11を押すとか。書いてありますが、…何も出ないよ?
何回かやってみましたが、どうもその機能が無いようです。私の10vはSSD16GBモデルで、空き領域が少ないためか、リカバリー領域を取っていないようです。
仕方ありませんからWindowXpのインストールから。外付DVDをつないで、そっちからブートするように起動時設定を変えて、さて、実行。
小一時間ほど掛かったでしょうか?意外と早いです。
次にデバイスドライバーをCDからインストール。これがちょっと手間取りました。どうやったら入るのかわからなかったので。
どうしてかというと、ネットブックであるこの10vは標準表示域が1024x600と小さいのですが、Windows標準ドライバでの表示だと800x480ぐらいの表示しかされません。しかし、デバイスドライバーのインストールプログラムは1024x724で作られているようです。すると右端の表示が切れているため、縦スクロールバーがでないし、横スクロールバーもありません。
ロールアップキーでなんとかして、まずはグラフィックドライバーをインストール。再起動し、なんとか1024x600表示が可能となりました。残のデバイスドライバー群を一つ一つインストールし、初期状態に戻りました。
再起動してもscandiskははじまらないし、なんとか無事復旧したようです。
こういう再起動を繰り返して確認やらなんやらをすると意外に時間が掛かるんですよね(ーー;)。これだけで一日掛かりました(3時間位ですね)。
今日、ようやく主だったアプリケーションを入れたり出来ました。Firefoxを入れてバックアップからデータを戻し、JUSTSYSTEMの一太郎とATOK、Shurikenを。それにMS-Office2000、シェア・フリーウェア各種。
その中で、結構面白いというか役に立つフリーウェアを見つけたので、ご報告を。
一つがHotKeyDefineちゃん。WindowsキーとEキーの同時押しでエクスプローラーが起動するのはご存じの方も多いと思います。私も多用していますが、それを他のプログラムについてもWindowsキーと他のアルファベットの組み合わせで実現してくれます。
もう一つがROTATE DISP。グラフィックドライバーによっては、画面を90度倒したり、反転させたりといったユーティリティが付いているかと思います。
この、Inspiron mini 10vは標準的なネットブックで、これに使われているMobile Intel(R) 945 Express Chipset Family ってのには回転機能がありません(と思ってたんですが、確かに購入時のドライバには回転機能が無かったのですが、今度入れ直したものには回転機能がありました!)。
それをソフトウェアで実現してくれるものです。これであなたのネットブックもiPadとなります。なかなか画面が大きくって横に倒して見ると良い感じです。
結局、このプログラム自体は使わなくなったのですが、この方のサイトには他にも面白そうなプログラムがいっぱいあります。ゆっくりと見させていただきます。