チーム・バチスタの栄光

近くの図書館でハードカバー版を借りようとしたら貸し出し中だったので、文庫版上下を借りました。小説としては面白くなくはなかったのですが、これが第4回『このミス』大賞受賞って…。

だって、ミステリーじゃないですよ、これ。フーダニットでもハウダニットでもあるのですが、どうやっても作中に提示される条件だけで『誰が』『どうやって』も分からない。変に伏線のような仕込みをしているのに全く使われていないなど、ミステリーとして読むなら全く評価しませんAmazonで1とか2の評価をする人達の気持ちが良く分かります。

ミステリー風の医学小説だと思いますねぇ。普通の小説として読んだら、まあ面白いです、そんな感じでした。でも、『このミステリーがすごい!』大賞って、どうすごいんだろう?


どうでもいいですが、明日ぐらいに東北のお酒でも買いに行こうかな…。桜も、もう終わりですね。