30人中26人?

昨日の朝の情報番組(*)でのことです。自転車の問題について色々と取り上げていました。

歩道走行、無灯火、自転車専用道路などなど、満艦飾というか総花的に色々と詰め込んでいました。歩行者と自転車との事故のこと。その賠償金自転車専用道路の設置状況とそれ自体の問題点(狭いのに対面通行としていること)。歩道での自転車レーンとその問題点。自転車専用レーンでの自動車やバイクの違法駐車、警察庁は車道での自転車専用レーンの設置を求めているのに、自治体は歩道にレーンを設けているなどなど。

本当に色んな問題がある事が分かりましたし、自転車専用レーンの直進問題まで取り上げていました。なかなかやる。雨天の傘差し問題とか駐輪場問題は取り上げてなかったけどそれなりに問題提議としては良かったと思います。

ただ、立場がはっきりしていませんでしたけど、現実そういうものかも知れません。誰が悪いともどっちが悪いってものでもありませんし。


その中で、歩道走行をしていた人30人に、自転車は車道を走らなければならないことを知っていますかと聞いて、知っていると答えた人が26人もいたとのことです。数字はうろ覚えなので24人とかだったかもしれませんが。7割以上、8割程度の人が知っていると回答されていました。ただ、30人なんて小さな分母で統計的に有意な数字かはわかりませんけどね。


ロードやクロス、MTBやピストと言った、いわゆるスポーツバイクは全く取り上げていませんでしたね。私はそれでよいと思います。私の感覚としては、自転車に乗っている9割以上はファッションサイクルやママチャリに乗っているでしょうし、実際一部の特定車種が事故を起こしているわけではありませんから。


ちょっと前に車道走行の問題を書いたら色々とコメントで反対意見を頂きましたが、まあ、それは私の文章力の無さ故だと思っています。


昨年だったか、自転車で子ども二人を前後に乗せた3人乗りが合法化されました。当然、そんなシロモノにも車道走行を求めているのです。小学生以下の子どもと70歳以上の老人には歩道走行を認めています。私は、本来そのような例外規定を法に作るべきではないと思っています。だから、自転車を車道に追い出すのはいいのですが、当然その自転車を今度は自動車から守ってやれと思うわけです。自転車専用レーンの設置は、番組には出てきましたが、関西では見かけたことがありません。本来、ペイントするだけでいいのになぁ。


《追記》

(*)番組は2011年11月10日放送のおはよう朝日ですだそうです。

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