仮面ライダー龍騎
枕はここまでで、話は仮面ライダー龍騎である。
いや、何でって訳でないけど、前から気になっていたのである。
私はクウガを見て、とっても気に入ったのだが、アギトで失望した。
アギトは始めの3話ぐらい見たと思うが、とにかくクウガにもまして下手な女優がイヤんなったのである。
クウガで下手だったのはたまに出てくるマスターの妹役だったかなのだが、アギトでは主人公が一緒に暮らしているからしょっちゅう出てくる。んで、耐え切れなくなって早々にリタイアしてしまった。
話は逸れるが、日本のテレビや映画の最大の欠点は特に女優をルックスだけで選ぶ事である。筒井康隆原作の富豪刑事のドラマだというので見たら深キョンだかがやっていて幻滅もいいとこだった。あんな大根なら八丈島のキョンの方がまだマシだ。私が日本映画の最高傑作だと思うガメラ3の美少女役だかも酷かった。あのシリーズは1作目からヒロイン、アカンのばかりだけどな。
で、龍騎である。
これは、放映中にたまたま見た時が、40話ぐらいで、ナイトが「世界を全て敵に回しても守りたいものがある」といったセリフがとても気に入ったからだ。
どうも、メタルダーのといい、私はこういった悪が戦う理由があるのがとても好きなようだ。そういえば、メタルダーもこの前ケーブルテレビのが終わった。以前のブログで美人秘書KとSと書いたらそれでこのブログを見てくれた人が何人もいたのには驚いたが。しかし、メタルダーは敵はいいのだが、肝心のヒーローがあれではいかん。悪の方は大好きなヘドグロスの3作を始め、戦わなければならない理由は横溢である。
愛する人と共に過ごしたい。
愛する人の仇。
父の仇。
ヘドグロス3作では理由はこの3つ。バルスキーは、自分以外の全ての兵が散った今、おめおめと恥辱に紛れて生き延びる訳には行かない、などなど。感情移入するに値する理由が殆どだ。
しかし、メタルダー、お前にそれがあるか?メタルダーは良い作品であったが、ヒーローであるメタルダーそのものが余りに希薄だ。大変残念である。
あや?また脱線してしまった。今回のお題は龍騎であった。
タイトルを初めて聞いた時、「何だか変なタイトルだな」と思ったのだが(語呂が悪いし)、これドラゴンライダーなんですな。Panzer Dragoonというか。
私としては、クウガの特に意味のなかったベルトよりそれなりに意味を持たせて、かつ、「変身」をキッチリさせた龍騎の方が好きである。
カードバトルやモンスター召喚、そして13人のライダーと何でもありだが、「悪者が来たからやっつける」といった単純なのよりライダー同志の戦いに悩む龍騎の方が正しい気もする。モンスターは平然とやっつけてしまうが、それは仕方ない事なのだろう。
残念なのはタイトル。「仮面ライダー」の必然は大人の都合以外の何でもない。製作者サイドも他のタイトルを付けたかったのだと思うのだが、ガンダムもそうだが、原作のないオリジナルはシリーズ以外もう作れなくなったのであろうか?
さて、DVDも11枚目、45話まで見終えた。残るは一枚。龍騎、1stガンダム、ガンダム00、銀魂(2ndと3rdね、再放送のとリアルタイムの)+サラリーマンNEO(^^;)とやたらとテレビばかり見ているが、その内一つが終わりを迎える。エピソードファイナルを返却期限までに見れるかなぁ?