お悔やみ

 栗本薫さんがお亡りになられました。何故か、ニュースで目や耳に入らなかったので、28日になってオンライン書店bk1】からの<追悼> 栗本薫さん。『グイン・サーガ』は永遠に…というメールで初めて知りました。

 最近の数刊は読んでいませんが(121巻までは間違いなく読んだようです。もう少し読んでいると思います)、かの、未曾有の大作、「グイン・サーガ」が読めた事は、私にとって幸せの一つでしょう。

 未完となってしまったのはとても哀しいことですが、きっと誰よりも栗本さんが悔しい思いをしてらしたに違いありません。


 読み始めたころは、イシュトバーンが好きで、なんて格好いい男なんだと思ったものです。

 今年になって、NHKでアニメ化されたので、一話だけ見ました。最近の作品らしく線が細く奇麗で破綻は無いのですが、個人的にはグイン・サーがという作品には合わない絵柄だと思います。次が見たいとは思わなかったので。


 栗本さんを知ったのは、推理小説からで、「ぼくら」シリーズででした。一応一通りは代表作読んでますね。「魔界水滸伝」シリーズも途中まで読みました。多分15巻ぐらいまで読んだでしょうか?20巻で完結のようですから、読み直してもいいかな。


 推理作家では、昔は森村誠一さんの固い文体が好きでした。ロジックの分かりやすさも。

 それから泡坂妻夫さん。亜愛一郎シリーズや曾我雅城シリーズも好きですが、ヨギ・ガンジーは外せないですね。氏も一昨年にお亡くなりになられました。

 綾辻行人さんも大好きです。本格物って感じがしますよね。横溝正史さんも好きでしたねぇ。

 あー、どの人の作品も忘れられません。本も本当に素敵ですよね。