R3、牛角化その2 DropFire取付編
今日は久々ちょっと走りに行こうかなと思っていたら夜から雨だったようで、今でもしっかり降っています。
さて、こんな時はこの前買ったラッシュガードを着てって…そんな事ないってばよ!
リヤディレイラーのセッティングが決まっていないんでそれもしようと思っていたんですが、明日にでもします。
さて、ちょっと痛みが退いてきたからってまたカスタマイズをしている訳ですが、一応、これは右手のためでもあるんですよ。
トリガーシフト(ラピッドファイヤー)でRディレイラーを減速させる時には右手親指でレバーを押す訳ですが、その時にフラットバーだと親指をかなり引かなければ押せません。親指を開けば開くほど痛みが走りますので、バーエンドのように縦に手を添えるとそんなに親指を開かなくともレバーを押す事が出来ます。それもあってブルホーン化することにしました。
元々の元々、かれこれ四半世紀前にはドロップハンドルの自転車に乗っていたので、慣れているのもありますが。当時はブラケットを握るって知らなかったので、いわゆる下ハンか補助ブレーキレバーのある上ハンばかりでした。メーカー物のロードマンとかでは全然無かったのでロードではなく、自転車、です。27インチ、Wレバーでした。
閑話休題、ハンドルが届いた日に仮に組んでみたのですが、STIレバーが入りませんでした(T_T)。そこで初めて、ハンドル径の違い(バー径とも呼ばれるハンドルバー径のことですね。ハンドル径といってクランプ径が書かれている事もあります)に気が付いたのですが(買った時の商品紹介ページに書いていなかったのもありますが)、さて、どうしようか。
考えた事は、
- 無理矢理入れる→無理。STIが折れます。
- 削る→無理。工具もないし。
- 何か付ける↓
で思い出したのが、DropFireの事でした。商品説明によると、
手元変速の新しい選択肢です。ドロップハンドルやブルホーンでフラットバー用のラピッドファイヤー等MTB用変速機(クランプ径22.2mm)を使用可能にします。切削等の加工は行わずにシフターをハンドルのエンド部に固定。ワイヤリングの為にヒラメ製の「変速バナナ」が一本セットです。
オォ、素晴らしい!一個1250円。2ついるから2500円だ。2400円にして貰ったとの話も書いてありましたが、私には割引はありませんでした(ノД`)。ま、2年も前の話のようですが。あさひさんで3個/2089円の変速バナナが1個付いてくる事を考えれば500円ほどといってもいいぐらい。うれしく低価格です。
ところで、以前ワイヤーカッターを注文した記事を書いていましたが、これもこのためがメインだったんです。
3日に受注・発送され、5日に届きました。
実は、その前日にDropFireも注文していたんですね。これは、1日の土曜日に発送、4日の水曜日に手に入りました。
4日の会社帰りに梅田のシルベストさんに寄って、Vブレーキのリードパイプとインナーワイヤーを買いました。
ところで、このお店はあんまりいい印象持っていないんですよね、正直。前に電話で聞いた時えらくつっけんどんな対応でしたし。
今回も行く前に電話で確認させて貰いました。電話そのものは丁寧に対応して貰っていましたが、ヒラメのVブレーキバナナがありますかと聞いてから行ったのに、ヒラメのはありませんでした(ノД`)。、多分、電話に出てくれた人は常連さんとの話に夢中orz。
あったのはダイヤコンペのリードパイプ。ま、これでも良さそうなので2個。何故か240円と250円。インナーワイヤーは標準260円。ともかく合計1010円。
5日に全ての部品と工具が揃ったので、再び仮組みしました。
ところが、ここでDropFireに大問題が生じました。
■対応ハンドル内径:19.5mm~22.5mm
とあるのですが、私の買ったハンドルの内径は丁度19.5mm程度。ギリギリです。
また、
19.5mm以下の内径のハンドルに装着する場合はアンカー部のグレーのパーツを一枚抜いてください。若干ですが細くなります。
とありますが、殆ど変わりません。構造的に考えると、半径を決めるパーツが1つ無くなってもそりゃ変わりませんよ。
問題なのは、入らないのではなく、ギリギリまでDropFireを細くすると、端の留め具が取れてしまうのです。
DropFireは真ん中にネジを通して、それを回すと端の留め具が前後してアンカー部のグレーのパーツを動かして全体の径が変わるという構造です。下に図を書いてみました。
グレーの部分がアンカー部、赤のネジを回すと反対側の黒い留め具があっちに行ったりこっちに来たりする。その時にアンカー部が上下して径が変わるという仕組みです。
経を細くするには延ばしてやる必要があるのですが、19.5mm程度にすると、ネジの全長が足りません。
無い頭を振り絞って考えました(ーー;)。
- 内径を広げてやる→無理。そんな道具無い。
- んじゃDropFireの回りを削ってやる→会社のグラインダーがあるが、こんな小さな部品を精密に加工出来る自信がない
- ハンドルを交換する→ってそんな金があるならそもそも検討なんかしねー!
…
何度も何度も取付に失敗し、よくよく考えました(ーー;)(ーー;)。
端のギリギリにネジが掛かるように(半回転ほど)しても、ネジを挿入している深さが足りないし、強度的にも問題ありそう。最小径にしてもアンカー部の4つの各パーツ間には0.5mm程度の隙間がある。
→じゃ、この隙間が無くなるようにしたら直径はもっと小さくなるよね?
→それにはネジの全長が足りないよ
→じゃ、長いネジに変えたら?
付属のネジは6mm径で25mmの長さ。
それなら30mmもしくは35mm程度のネジを買えばいいんじゃねぇ?
ここまで考えつくのにどれだけ掛かったでしょうか?
閃いたのが、20時ちょっと過ぎ、既に近所のDIYショップは閉まっていました(>_<)。
残念。その後、もう一件のショップを思い出したのが20時50分頃。そこ9時までで、ちょっと遠いんだよね。9時には着けないなぁ、仕方ない。
翌日は会社の仕事が7時からあって帰りにホームセンターとかに寄れません。
会社の近くの金物屋さんにA-Bicycleで行ってきました。
「すいませーん、6mmx30mmぐらいのネジが欲しいんですが~」
「ちょっと待ってね。えーと、28mmのしかないねー」
「35mmとかでもいいんですけど」
「28mmより長いのはちょっとないなあ。これより長いのって余りないんだよ」
「そうですか~。じゃ、それ2本下さい」
「はい、10円ね」
…
え?10円?だけ?(・∇・;)
だけでした。ありがとう!
ネジの比較。上が28mm、下が、多分25mmの付属の物。
帰ってから早速DropFireに取り付けてみました。
やったー\(^o^)/。大成功です。
留め具の端までネジが届いており、しっかりと締め付けられ、それでいて直径は余裕で19.5mmをクリアしています。多分19mmでも入りそうな感じです。
2つを比較したもの。ネジが届いているのにアンカー部の隙間が無くなっているのがわかります
問題ってほどではありませんが、交換したネジは只のスチール製のナベネジなので、プラスドライバーで固定します。そのため、きちんとネジに合ったドライバーでないと力が十分に掛からず、緩んでしまいます。
付属の六角棒レンチで回すようなステンレスネジがベストですが、まあ、代品としては十分です。
さて、本日は取り敢えずここまでにいたしとうございます。あー疲れた。
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