エビホーン考

昨日は、湖の青さんに「かっこいい」とお褒め頂いた我が愛車、ブラックタイガーですが、いわゆるエビホーンブルホーンについてちょいと考えたいと思います。しばしお付き合い頂ければ幸いに存じます(ベベン♪)。


さて、自転車というか二輪車のハンドル形式には通常3形式あると考えます。

です。

アップハンドル-いわゆるママチャリに付けられてる形状です。バイクならアメリカン。極端にすればチョッパーと云われるものになると思われますが、最近では殆ど見ませんねぇ。私はかなり長いチョッパーハンドルをMTBモドキに付けたりしていました。中学生の頃かな?

バーハンドル-略称、バーハン。ご存じ、ESCAPE R3標準のハンドルです。R1,R2もですが。バイクならオールドブリティッシュ、ホンダGB250 CLUBMAN辺りでしょうか。ロードバイクのセパレートハンドルもこの亜種だと考えます。

ドロップハンドル-略称ドロハン。自転車のハンドルの究極進化系と云われていますが、「ロード用としての」と付けないといけません。ロードを乗らない人にとってはこんな使いにくいハンドルはありません。私はロード至上主義者ではありませんのでこれが一番素晴らしいとは考えていません。


そして、ブルホーンは何かというと、やはりドロップハンドルの亜種なんでしょうねぇ。元々はドロップハンドルを上下逆に付けて曲がっている所の真ん中ぐらいで切ればブルホーンバーの出来上がりと聞いたことがあります。真偽のほどはわかりませんが(^^;)。

その成り立ちが正しいとすれば、ブルホーンバーにはロード用の変速機とブレーキ、シマノで云うロード用STIを使うのが正統なのでしょう。

しかしながら、元がクロスの場合はブレーキの引き代が足りないらしく、ロード用STIは使えないそうで、ブレーキは別に用意して所謂バーコンやダブルレバーで、もしくは元々付いているマウンテン用STIを使う事となります→これを使うとエビホーン♪。


バーコンは当然使ったことが無いのですが、固いらしく操作性は決して快適ではなさそうです。一般的な操作という意味では、ブレーキとシフターがかなり離れる事になるのは間違いなさそうです。ダブルレバーも同じで、私は高校生の時ダブルレバーのロードモドキに乗っていましたが、使いにくそうでカッコいいという以外にメリットはなかったです。

そして、ロード用STIを使う場合も、通常のドロハンのブラケット位置よりかなり地面に平行気味に付けるため、変速操作が必ずしも快適に行える様ではないそうです。

そう考ると、見た目は最もダメダメなエビホーンが最も操作性で長けているように思えてきます。親指と人差し指で行う操作と云うだけでは、バーハンでのSTIと同じですが、真横に対して行う操作と真正面に対して行う操作では指に対する負担が全く違います。

見た目より操作性とおっしゃる方で、マウンテン用STIが付いていて、主にバーエンドバーを握ってハンドリングされておられる方なら、エビホーンは一考する価値はあると断言出来ます (o^-')b。

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最近の調整を行う前のスタイル。ほぼ最終形ですが。


昨日の記事はちょっとあんなだったもんで、今日は明るい話題にしてみました。

って何処が明るいねん!

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