またまた自転車

そして、その翌々日、運命の日は来ましたって大袈裟。

 朝、雨が降って若干濡れていました。本来殆ど車道を走るのですが、走れない所がどうしてもあります。車道が国道と交わる所で無理やり2車線にしているため、側道部分が殆ど無く歩道に逃げなければなりません。

 本来歩道に入ろうと思っていた所まで渋滞が延びていたため、かなり前で歩道に入らざるを得なくなりました。


 急減速したため、ロックしそうになった所は、鉄板~?

 一気に横滑りを起こして吹っ飛んでしまいました。左膝と左肩を擦りむき、少し頭も打ちました、触るとコブが出来たように痛いです。右頬骨も何か当たったようです。

 何とか体勢を立て直して、また走り始めました。前輪が蛇行するため一度タイヤをリリースしてはめ直します。大丈夫です。幸い、車体には殆ど傷もありません。ふと、左ブレーキを見ると、やたら短くなっています。

 ?そう、一昨日取り付けたばかりのグリップエンドが取れています。ガーン。

 気を取り直して事故現場に戻ると、部品が2つ転がっていました。ハンドルには鉄の輪が付いたままになっています。多分、グリップエンドを取り付けるために埋め込まれていたのでしょう。発光部分のLEDはそのハンドルに取り残された固定部分を除いて一つの部品のままです。そして、ハンドル内部に納められていた発光部分からT字に伸びていた電池を置く基盤は根本から取れていました。

 つまり、三分割されてしまったのですが、それ以外には破損されなかったようです。

 怪我も比較的軽く、被害は綿パンの膝が破れてしまったのと、このグリップエンドが殆どで、あと背中に背負っていたザックが少し擦れてしまったぐらいでした。


 さて、壊れた部品を会社で見て、基盤は2つの配線を直せばいいだけでした。良く考えればその基盤にはLR44が2つ乗っているだけなので、±それぞれの配線があるだけなのでしょう。プリント配線ですが、何とかハンダでの補修で出来るかも知れません。

 そして、その基盤自体の接着ですが、エポキシ系の接着剤が結合力が強そうです。さて、帰りにダイソーに寄って接着剤を手に入れます。夕食の後、あっくんを風呂に入れ寝かしつけた後工作タイムです。

 まずは、基盤をくっつけます。幸い、元々穴に入るようになっていたものが2つの穴のうち一つはきれいに根元から外れています。もう一つも断面が上手く嵌まった後外れにくいような形で切断されています。エポキシ接着剤により、強力にくっつきました。

 それから、半田ごてを使い、切れたプリント配線をくっつけます。リード線でなく、プリントをくっつけるのはかなりてこずった作業でしたが、何とか20分程度で付けることが出来ました。

 さて、テストです………点かない、おかしいなぁ。LR44電池を抜き取り、接触部分を確認して再度スイッチを入れます。おぉ!無事点きました。


閑話

 実は、吹き飛んだグリップエンドを見てとても直るようには思わなかったので、数軒の自転車屋に聞いてみたのですが、やはり無かったのでダメモトで試してみたのですが、何とか戻りました。見掛けはどう見ても傷物ですが、別段LEDが光ればそんなに気にする訳ではありません。

 問い合わせの際に、イヤそうな態度で対応してくれた梅田のママチャリパンクお断りのスポーツサイクル専門店様、ありがとうございました。そちらが断ってくれたお陰で買わずに済みました(:P)。

 何でもそうだけど、誰だって何だって「初めて」があるでしょうに、たかだか自転車をえらそうに素人お断りとの態度を取る店は私は全く認めません。もう二度と行くことはないでしょう、さようなら。

 追伸

 そうそう、ママチャリのパンクは直さないなどというのならネット店でシティサイクルとか売らない方が筋が通っていると思いますよ。

閑話休題


 ちょっと怒りモードに入ってしまいました、ゼイゼイ。

 なにはともあれ無事グリップエンドが点灯しましたので、後はこの基盤とリング部分をくっつければ無事三分割された部品は元通りひとつになります。ここでもエポキシ接着剤が大活躍。鉄のリングをプラスチックの本体にはめ込んで、ついでに周囲の砕けて無くなった部分をパテのように盛り上げます。 しかし、見栄えが今一つですので、上から昔の残りのプラモ用ガンメタリックのカラーを吹き付けてやります。

 おぉ!私的には全然OKです、ばんざーい\(^o^)/。