リアル刹那がいた。
…当然、ガザ地区であろう、テレビに移ったあの映像は。
少年と云うにもまだ幼い、父であろう大人に肩車されたその両腕には、しっかりとカラシニコフだかAK-47だかの自動小銃が握られていた。
ガザにいる、何百人という人々が一方的に殺されていく。その殺している一方は、かつて70年前に同胞を虐殺された人達だ。
虚構は、いい。
小説であれ、マンガであれ、ドラマであれ、アニメであれ、ゲームであっても、どれも人は、死なない。
どうして、人は、殺し合うのか。
--
追記
カラシニコフがちゃんとはてなのリンクがついていたので、銃の名前としての記憶は正しかったようだ(ただし、AK47と同じ意味だったのは笑い)。で、設計者のカラシニコフ氏は人殺しの道具として使われるのは本意でなかったようだ。時計に込められた想いを知ると…。