老人問題について、まとめ

本当に多くのコメント、ありがとうございました。正直これほど多くのコメントをいただけるとは予想だにしておりませんでした。

驚いていると同時に、皆様の真摯な考えを読ませて頂いて、嬉しくなってきました。

こんなに多くの人が色んな意見も持っておられるのだなぁと改めて感じ入った次第であります。

本文を凌ぐ量のコメントをいただきました。私なりに精読させて頂いたつもりです。

今回はコメント欄に書くには余りに多い内容となりそうですので、こちらに書かせていただきます。


私自身が、きっちりと整理して書いていた訳ではありませんので(論文ではありませんからね)、老人の問題と、交通現場における老人の問題とがごっちゃになっております。

まあ、その辺も私の構成力の無さ所以だなぁと思っておりますが、

専門家でもないのに一言で老人問題と言っても大きすぎるため、整理はしないで書き綴ります。最後までお付き合いいただければこれに勝る幸せはございません(_ _)。


さて、このブログで云いたい事の第一は、高齢者の方々に、自分たちの危険度を認識していただきたいという事です。

以前、私が自動車を運転していた時に、前を走る自動車がやたらと遅く、「酔っぱらい?」かと思ったら、老人でした。正直、危ないし迷惑。一般道路の車道に最低速度はありませんが、時速20~25km/hでずっと走られたら困るでしょう?

他のクルマの速度に合わせて走れないのなら、走るべきでは無いと思います。


さて、第二として、今回は政治・行政の対応について書いてみようと思います。

それなら公共交通機関に頼ればいいのか?という問いが出てきます。地域によってこれは大きく異なる問題です。バスなどが充実している地域はごく僅かでしょう。

私が小学生であったン十年前から、将来の人口構成の高齢化などは云われてきたはずです。それに対して政治や行政が行ってきた事は、余りに頼りないというか、依然としてクルマ在りきの施策しか施していないように思います。

最近、福井市が脱クルマ社会を目指して、市電と自転車を活用した街作りを始めているそうです。こちらのニュースには自転車の事は書かれていませんが、以前読んだ記事では、パリをモデルとしたシティコミューターとしての自転車レンタルを構想しているとありました。


もう一つは、そもそも遠出をしなくても生活必需品を購入出来れば良いのです。しかし、日本では大店法大規模小売店舗立地法)などで、地域のスーパーや小売店が軒並み閉店を余儀なくされています。これにより、近くの商店で食べ物を買えなくなった住人は離れた店舗で買わざるを得なくなってきています。詳しくは、2010年2月1日のNHK総合テレビクローズアップ現代「フードデザート問題(Food Desert)」として取り上げられていました。

この問題は、イギリスで80年代に表面化し、現在では克服したという事ですので、それらをヒントにすれば、日本でも克服出来ると思います。


しかし、話は変わりますが、「欧米では~」と少しでも日本が下だと云われると過剰に反応して、物事の現実を見ようとしない人がいるのは本当に悲しいことです。

以前このブログを始める前に、一ヶ月位別のブログを立てていたのですが、とある人気のあるブログにコメントしたら、その管理人さん初めジャパンアズナンバーワン思想に凝り固まった人達にヘイトコメントばかり頂きましたとさ。

私は何処の国であれ、良いモノは良い、悪いモノは悪い。悪い所があれば直せばいい。その悪い所を見ずして直せる訳はないと思っているだけ。洋の東西も何もありません。燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんやとは思いましたが。小さな人は本当に小さい。


閑話休題

敢えて、前回「老人問題」と銘打ったのは、最近その言い方を聞かないからなんです。何だか、正面切って見ようとしない、クレームを恐れているような気がとてもして。

政治や行政が悪いというのも確かにあると思います。上でもそれらについて書きましたが、一方で、当事者意識も必要だと思います。危険な行動を取っているのは、その当事者ですし、また、そういう政治を選択したのもまた私たちですから。


とまあ、きれい事を言って、本日はここまでにいたしとうございます。

最後までお付き合いいただいてありがとうございました(_ _)。


追伸

ずんださんに「出入り禁止」なんて絶対する訳ないですし、コメント書いていただいて、それが違う意見だからと何かしたりしません、ハイ。ずんださんだけじゃないですが、これまで削除したコメントは間違って二重投稿された時だけですし。

議論を深化させるには、色んな人が色んな意見を自由に言い合って、それをお互いに考える事だと思いますし、これからと言うより、高度成長が終わった後から日本に必要であるべきものでしょう。


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